ミノムシのリハビリ場

自分の考えを発信する練習場です

お金って何だろう?

お金を稼ぐために働いているけど、お金って何ですか?

労働による「お礼」が形を変えて給料や収益としてお金が貰えて、何かを購入したり、サービス受けると逆に「お礼」としてお金を支払っているのでしょうか?要するに、「ありがとう=お金」なのか?最初はそう考えていました。だとすると大勢から感謝されている人がお金持ちになるはずですが、そうじゃない。

では、「奉仕した努力の度合い」でしょうか?しかし、重労働を長時間続けた人がみな金持ちじゃないですよね。ワーキング・プアなんて言葉もありますし、手間暇かけたものが必ずしも高価ではありません。

結局僕なりの結論は、お金とは市場での価値を数値化するための道具にすぎないということです。需要のある希少な物が高価であり、人の場合高給取りになる。これには例外がなさそうです。つまり、お金持ち≠立派な人なのです。

需要と希少性を兼ね備えた高度な技術や知識を得るには努力も必要ですが、お金がかかるのでお金持ちの子はやはりお金持ちになります。お金そのものにも需要と希少性があるので、投資によってお金持ちはますますお金持ちになるのでしょう。

では僕も含めた市場価値のない貧乏人は、どうすればよいのでしょうか?自分の価値をいきなり高めることはできないので、せめてなけなしの金を貯金するしかないでしょう。お金がないから余計にお金を失っている事が多いのです。

例えばお金持ちは高くても良質で長持ちするものを購入できますが、貧乏人は高いものは買えないので粗悪品を何度も購入します。結局安物買いの銭失いとなるのです。医療保険においても、貧乏人は貯金がないから何かあったときのために保険に入るが、保険料を払っているからお金が貯まらないのです。贅沢もしていないのに最悪お金持ちよりも出費が多い場合もあるでしょう。

おっと、貧乏人が貧乏人である所以を解説したかったわけじゃないです。言いたかったのは、お金は所詮市場価値を計る道具でしかないということです。生きている価値を計るものではありません。お金は感謝の気持ちでも、純粋な労働の対価でもないから、お金持ちでない事を卑下する必要もないということです。生きるためにお金は必要ですが、お金のために生きているわけじゃない。お金に囚われて大事なことを見失っていませんか?お金は宝くじなどの運だけで手に入ることもあれば、詐欺や窃盗で盗まれることもあるただの引換券なのですよ。

でも、そもそもお金という紙切れに価値を持たせているものって何でしょうか?信用?人類全体による自己暗示?全くわからん・・・

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